明日は今後の金融政策の山場

今日から始まった日銀会合と明日の米FOMCと、明日は日米の今後の金融政策を占うイベントが重なっている。日本はこれまでの金融緩和からステイなのか拡大なのか、アメリカは逆に9月利上げか12月までステイか、この2×2の組み合わせによって、株価や為替や金利が大きく動く可能性もある。アメリカの利上げは現状9月は可能性が低く12月が濃厚という説が有力なので利上げしたらサプライズになる。11月に大統領選が控えるタイミングでサプライズを起こして市場を混乱させるのは、普通に考えたらない気がする。一方の日本は、今月あたまにマイナス金利の深堀という話がニュースに出ていたが、国債買い取りによる量的緩和がすでに債券市場で国債不足が露呈していて緩和余地があまりないことからも、マイナス金利のさらなる引き下げという質的緩和が有力視されるのは当然と思う。マイナス金利深堀となると、住宅ローン金利にさらなる引き下げ余地が生まれるかもしれず、とにかく明日はニュースチェックが欠かせない1日になりそうだ。