フラット35最低金利、8月は0.90%

先月25日、28日のブログで8月のフラット35最低金利を予測したが、微妙に外してしまった。25日時点では0.91%~0.93%と予測し、その後、27日に長期金利が急落したのをうけて、0.86%~0.89%と下方修正したら、今日発表の金利は予想の隙間の0.90%だった(残念)。

とはいえ、7月より下がるという大きな方向は間違っていないので、まあよし。


先週末、105円近辺にあった円/ドル為替相場が、週末をまたいで一気に102円台まで円高が進んで、今日の日経平均株価は暴落か?と読んでいたのに、上昇していて意外。日本の株式市場の取引の6割は外国人投資家が占めていると言われていて、彼らにとって円高になると日本株が割高になるから売られ、円安になると買われれ、日本の株式市場はそういう為替変動による短期の取引の影響を受けやすい。だから、日本では「円高→株価下落→国債価格上昇→長期金利低下」となりやすいのだが、この週明けは明らかに逆の動きだ。3円も円高が進んだのに外国人が日本株を売っていないならば、なにか流れが変わった可能性が。先週発表のあった日銀の追加金融緩和の中身が、マイナス金利に関しては現水準を維持(マイナス幅を拡大しない)だったので、長期金利の低下にも歯止めがかかったのか?

真実はわからないが、そうだとするとフラット35金利の低下もそろそろ限界に近付いているのかもしれない。しばらく長期金利の推移を注視しておかねば。

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