来月の住宅ローン金利を予測してみた
今日は7月25日。各金融機関が8月の長期固定型の住宅ローン金利を決めるにあたり、長期金利の水準を参考する時期だ。7/22時点の長期金利の終値は-0.225%。今日の日経平均株価終値は先週末から-6.96円とほぼ横ばいなので、株から国債に資金が流れたり、その逆の動きがあったり、というのはトータルでは考えにくい。となると今日の長期金利終値はおそらく-0.23%~-0.22%あたりだろう。
今月のフラット35の最低金利が0.93%に決められた時期は、6月のイギリス国民投票後の長期金利下落時。それでも今日時点よりやや高く6月27日時点で-0.20%水準だった。以上をふまえると、8月のフラット35最低金利は、0.93%から0.90%、もしくは、今日のー0.22%から明日、明後日にかけて、-0.20%を上回るような金利上昇があれば、0.93%よりやや高くなる可能性もありそう。
結果はどうあれ、完全固定金利のローンが1%きって借りられるのは、長年住宅業界で仕事をしてきた立場から見ると、「バーゲンセール」といってよいレベル。ほんの5、6年前までは3%前後が当たり前だったのだから。当時、固定金利派のFPさんの言うことを聞いて3%前後で借りた人は速攻で借り換えたほうがよい。
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